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お接待

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夫が図書館から、黛まどかさんの四国遍路の本を借りてきたので
私も読ませて貰いました。
黛さんが歩いて、通し遍路をされた時の記録で
過酷な道中のこと(険しい道や、雨の日もありますが、
大変だと感じたのはトンネルを歩くことだそうです)
様々な人との出会いや体験を読んで感動しました。

読み終えて私が思ったのは、もしもなれるものなら
お遍路さんより、お遍路さんをお接待する人がいいなということです。

遍路道の草を刈ったり整備する人、
壊れたところを直す人
参道をお掃除する人
迷いやすいところに道標を立てる人、
手作りの地図を作る人
食べ物や飲み物のお接待をする人
そういう人たちがお遍路さんを支えているんだなぁと思いました。

それぞれの悩みや思いを胸に抱えて懸命に歩くお遍路さんに
ほんの一時でもほっとなごんでもらえる
そういうお接待の出来る人生っていいなぁと思うのです。

そう夫に話したら「じゃあ、俺はお遍路するから
俺をお接待してね」だって。


画像は、友達にお盆のお土産を入れて渡すラッピングです。
中身がおまんじゅう一個でも、
絵手紙で付加価値をつけてごまかして・・・・アハハ
笑って受け取ってください。

Commented by guuchan at 2018-08-29 18:46 x
私が四国遍路を始めた動機の一つは、
NHKで観た(花遍路)に憧れたからです。
でも、始めたのが60歳でしたから、さすがに歩き遍路は出来ず、
バスツアーで2回行きました。
これも、勢いが必要です^^ 今はそれがない(゜_゜>)
 一年の長丁場、ほとんどが泊まり。。。
今では、それを想っただけで尻込みしてしまいます。

 お接待で一番うれしかったときは、真冬の山寺で身も心も凍えてしまうような
2月のある日、甘い葛湯をいただいたとき、まさに五臓六腑に染み入るようでした。
 真夏の炎天下の冷たいお茶も嬉しいお接待でした。

 孫が元気に育ってるお礼も兼ねてでしたが、そこがスタートで
観音巡礼、阿弥陀巡礼と世界を少し広げてもらった感じです。
Commented by kyo-ko5 at 2018-08-30 15:53
guuchan、夫が読んでいる本は
私には読めないものが多いので
今回、黛さんの本を読もうと思ったのも
「花へんろ」の影響が少なからずあります。
それと6月の旅行で四国を感じてきたこと。
四国の人の暮らしぶりを見て
チャンスがあれば、また行きたいなと思います。

黛さんの本で、今、歩きで通し遍路をする人は
定年過ぎた男性、それも奥様を亡くされて
その供養のためという人が多いそうです。

今の自分たちがどんなにありがたいかを
再認識いたしました。
尾畠さんのようには出来ませんけれど
少しでもまねしたいですね。
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by kyo-ko5 | 2018-08-29 14:35 | 絵手紙 | Comments(2)