平戸はなんだか不思議な感じのする町でした。
上の画像のオランダ坂から振り返ると、お城が見えます。
こんな風景です。
近くにはザビエル記念教会もあって、西洋と日本が混在しています。
商店街も、両方の顔を持っているように思いました。
こちらからぐるりと反対側を回って、お城へ行ってみましょう。
この狛犬、なんだかひょうきんですね。
それになぜ、こんな石を抱え込んでいるのでしょう?
お城の塀には、こんな石で作られた狭間がありました。
手前からは四角ですが、あちら側は小さな三角の穴で、うまく考えられているなぁと思いました。
天守に着きました。
雨模様だったので、画像が暗いですね。
天守の右のほうへ進んでいくと、民具資料館があります。
この右の建物です。
ここを見学して表へ出ると、天守の上のほうから「がんばれぇ~~」と子供たちの声がしました。
ほら、数人の子供たちが見えますか?
激励の声に「え?!」とあたりを見回しましたが、ほかに該当する人影は見えず
彼らの激励はどうやら私に向けられているようなのです。
彼らに向かって手を振ると、今度は「わぁ~~!」と歓声が上がりました。
やっぱり私だったのかと、苦笑してしまいました。
というのもね、旅行に出発する数日前、孫と遊んでいるとき
私の膝がまたグキっていったんですよ。
整形外科で貰った、たくさんの湿布を旅行に持参しましたが
さらに念のため、登山用のステッキも携帯していて
この平戸城見学では、石段がきつかったためそのステッキを使っていました。
ステッキを使っている私を見ての、子供たちのエールだったんですね。
なんだかおかしくて、ひとりニヤニヤしながら平戸城をあとにしました。