2012年 05月 14日
デフォルメ
絵手紙交流の人ではなく、私よりも年上の人に送る絵手紙は
なるべく具象的な絵を送るように心がけています。
適当なモチーフが手に入らない場合は
手元にある民芸品を描くことが多いのですが
何度も描いていると、そのうち自分流にデフォルメしてしまうようになります。
今回も紙屋文二郎さんの、福助の張り子を描いて
自分では面白く描けたなと思ったので、80代の方に送りました。
すると電話がかかって来て、絵手紙のお礼を言われたのですが
「これは何を描いてあるの?」と質問されてしまいました
それは縦に描いた、こんな絵だったのです。
ここまで眉を太くしてしまっては、理解不能だったのでしょうねぇ~
「福助ですよ」と言うと「ふ~~~ん・・・・・」という返事がかえりました。
上の福助に添えた言葉は、先日小浜でお会いした恩師のお話のなかで
印象に残った言葉です。
確かに老人ホームのボランティアで塗り絵に、
ひょうきんな人形の顔を描いた持って行ったら眉を目に、
目をほっぺだと勘違いして塗っていましたからね~(笑い)
幸せになる感じがします
不思議な感性を持った方がいましたよ。
認知症の方はもっと理解しがたい色に塗っていました。
歳をとってくると、世界が変わってくるのかもしれませんね。
私にはどんな世界が待っているのでしょうか(笑)
ありがとう♪
なんと縁起の良い絵手紙でしょう。
それに言葉が心にしみます。
いつも京子さんのデフォルメ素敵!ってみていたのです。
私など、そのままも描けないし、ましてやデフォルメとなるととてもとても。。。^^
言葉は先日お話を聞いていて「なるほど~」と思って
ぜひこの言葉を添えた絵手紙を描きたいと思ったのです。
今回は、先に言葉ありきでした。
いう程のデフォルメではないんですけどね
ちょっとここを強調してみようとか思っただけです。