2011年 04月 21日
優しい言葉使い
施設に入所している母の衣類を買いに行きました。
昨年の2月に入所して以来、買いそろえてはあるのですが
あまり貧弱な格好はさせたくないと思って、
予算の許す範囲で、折々に買い求めています。
選んでいると、すぐ近くで、とても優しい会話が聞こえてきました。
声といい、言葉遣いといいとても穏やかな話し方なのです。
お嫁さんとお姑さんのように見受けられましたが
買う洋服が決まって、若いほうの方がレジに行かれた時に
「今の方はお嫁さんですか」と話しかけてみました。
私の予想が当たって「とても優しくしてくれて、涙が出ます」とおっしゃいました。
戻って来られたお嫁さんにも「素晴らしいですね」と声をかけて
お姑さんは90歳であることなどを伺いました。
90歳でもおしゃれをなさること、お嫁さんの優しいお世話ぶりに触れて
わが身を反省し、これからでも努力しなくてはと思いました。
さて、昨日UPした陶器まつりで、連れて帰ったものがまだあります。
上の絵の猫は、眼や口元、ガッツポーズをした姿などが
このたびの震災に「負けないぞ!!」という気持にダブって買ってしまいました。
下の絵は、水滴です。くちばしから水が出ます。
丸っこい姿が愛らしいいでしょ?
一度、車で輪島へ連れて行って欲しいというのが大叔母の願いでしたが、もう95歳にもなり認知症では、果たすことはできなくなってしまいました。