2011年 01月 14日
絵手紙の力
以前も書いたことがある内容だと思いますが
TERAIさんのコメントに、ここでレスをさせていただきたいと思います。
1999年の春、友達が亡くなりました。
突然の死でした。
生協の班も同じで、私が「○○を注文してるんだけど、その日留守にするので預かってね」
とお願いすると「いいですよ~~」と快く引き受けて貰った直後のことでした。
「町内会でふれてきたけど一体だれのお葬式だろう・・私の聞き間違いかしら?」と
お葬式の準備の様子を確かめに行ったほどです。
絵手紙を習い始めて間もないころで、彼女にも戯れに送っていましたが
その後、絵手紙の宛名をご主人に変えて折に触れて届けました。
その年の暮れ、ご主人からお歳暮が届いたのです。
同時にいただいたメールには「生活に疲れ果て、投げやりで捨て鉢な気持ちになった時
あなたから届く絵手紙に、どんなに心が慰められたでしょう。
これはほんのお礼の気持ちです」・・・と。
そのメールを読んで、私はどんなに感動したことか!!
忘れることができません。
その後、ほかにも似たような体験をいくつかしました。
絵手紙は私の手を離れてからすごい働きをしてくれるのです。
つたない絵が描かれた、一枚のはがきはそう大したものじゃないかもしれません。
でもこんな感動を呼ぶこともあるのです。
小さな紙切れの素人の拙い絵なのに
美術館にある有名画家の絵よりも
ずっとずっと 温かくて心和むことがいっぱいあります。
素人のやさしい言葉は
有名な哲学者や思想家の言葉や格言より身近に感じられて
ずっとずっと ホッとして勇気づけられることがいっぱいいっぱいあります。
絵入りではないですが、寒中見舞いの簡単なはがきを送りました。
私が更新する前に、代筆を頼みたかったくらいです。
そうですよね!絵手紙ってホントにすばらしい働きをしてくれます。
それを何度も体験したので
もう絵手紙をやめられなくなりました。
私、貴方と接点がないんです。いろいろ送ってもらったけど・・・。と繰り返し言っていたそうです。とても傷つきました。手紙を出すのが怖くなりました。