2010年 03月 16日
食い違い
ネットや絵手紙の友達とちょっとした食い違いが生じてしまった。
ひとつは、じかに会って話していれば
「ん?」「あ、違う!違う!実はね・・・」とすぐに誤解の解けるものだったが
ネットを通じたために、解決に時間がかかったものだった。
もうひとつは、これも直接話せば、顔の表情や
言葉のニュアンスでわかる、何事もない雑談だった。
こちらは文字で読んだためにおこる、アクセントの違いではないかと思う。
たとえば私が送ったメールを関西の人は
関西のアクセントで読むであろうし、
関西の人から届いたメールを、私はこちらのアクセントで読む。
夫は兵庫県の出身で、姑と同居していた時
姑に「するの?」と言われて、それはゴマをするというような意味だったのが
私は岡山弁のアクセントで聞き取って、英語でいえばdoという意味だと思い
相互に理解するのに、一瞬間が空いたことがある。
また、私の田舎でありがとうという時に「ようよう」ということがある。
これは、「ヨー!ヨー!」とくだけた挨拶をするのとはアクセントが違っているのだが
文字で書いてしまうとそれは伝わらない。
「なんて生意気な」と思われそうだ。
そういうふうな、誤解が今回生じてしまったのだと思う。
ともあれ、どちらとも今までどおりのお付き合いができそうでホッとしている。
今日は偶然、ピッタリの絵手紙がありましたよ。
暖房のおかげでチューリップがすっかり開いて、あられもない形になりました。
言葉は「腹には何もありません」としようかと思いましたが
可憐な花には似合わない気がしてこちらにしました。
鯵の開きなんかだと「腹を割って見せます」で良かったんですけどね。
お互い逢ったことがあったりすると
その人の言い方もわかりやすかったりしますね
私はかなりネイティブな石川県弁
通じないことも多いかも~
ちゃんと私の気持ちを読み取ってね~
よろしく~~
まあ~~ いろいろあらあ~~~な
ところで次の作品の題材、トンボに決まりました。トンボは蜻蛉、別名を「秋津」ともいうようです。金胎蒔絵四方盆「秋津」という作品名に出来ればと、今から取らぬ狸の皮算用をしています。