三徳山 

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やっと、お盆の報告をいたします。
お盆の帰省で一番楽しみにしていたことは
数年前にもチャレンジした、三徳山登山でした。

今年は登山を趣味とする、いとこ夫婦が一緒に帰省しました。
彼らはまだ三徳山に登るチャンスがなかったので、今回同行することに決め
それで、体力をつけるべく頑張ろうとしていた矢先
私が坐骨神経痛になったことは、とても大きなショックでした。
お盆までに完治はしなかったのですが、
次回はいつ登れるチャンスが訪れるかわからないので
何とか登れそうだと決行しました。

三徳山は、信仰の山で、登山道などは整備されておらず
参拝登山するためには「入峰(にゅうぶ)修行心得」を守らなくてはなりません。
滑落事故も多いため、必ず二人以上で登ることなどが義務付けられています。

参詣者の受付で400円を払い、さらに登山道の入り口で入山料を200円払います。
この時、ここで手荷物や、ステッキを預けたり、靴のチェックで不可だった人は
藁草履を買って履き替え、輪袈裟(わげさ)を受け取って出発します。
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山道は垂直に近いところが多く、両手両足を使って登ります。
神経痛で左足に力の入らない私は、何度か夫に引っ張り上げてもらいました。
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文殊堂の手前はくさり坂です。
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さすがに子供は軽々と登っていきます。
くさりを登りきると文殊堂で、谷に突き出したまわり縁を歩くことができるのですが
狭いので、さすがに今年はやめておきました。

狭いといえば、山道がすべてせまくて、
私たちはゆっくり登るので道を譲ったり、すれ違ったりする時
決して谷側に立ってはいけないと、いとこから教わりました。
人と人とはうまくすれ違えても、うっかりリュックが触れてふらついたりしたとき
谷側に立っていると滑落する危険があるということで
特に三徳山では、それは重要なことに思えました。
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文殊堂からすぐに、こんなでこぼこの岩の上を歩きます。
まるで巨大サザエの上を歩いているようでした。
これを過ぎると、鐘楼があって、一人一回だけ撞くことができます。
あ、画像がありません・・・・・
あまりの道の険しさに、たびたびカメラを取り出すことができませんでした。
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この岩は、牛ノ背、馬ノ背と呼ばれるところで
三角形の頂点のように切り立っています。
前回は難なくクリアしましたが、今年は恐る恐る通過しました。
後ろに見えるのが鐘楼ですが、岩の上に建っていて
どうやってこんなところに建てたんだろう
どうやって鐘を運んだんだろうと、不思議がいっぱいですよ。
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ここから先は、納経堂、観音堂、元結掛堂、不動堂など小さなお堂が続きます。
きっと昔はちゃんと使っていたんでしょうね。
どの建物も崖にへばりつくように建っています。
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さあ!ここが投入堂です。
建物の下は深い崖で、見る場所も立つのが怖いような所で
ほんとにどうやってこのお堂を建てたんでしょうね??、

これから歳を重ねると、もうここには来れないと思ってしっかりと見てきました。
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山を下りてから、宿坊での昼食は
とっても結構なお味でございました。
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by kyo-ko5 | 2012-09-02 23:10 | お出かけ | Comments(4)

Commented by guuchan at 2012-09-03 07:13 x
 わぁ~ すごい!
登られたのですね。。。
 京子さんの坐骨神経痛を想って、ハラハラ ドキドキしながら読ませていただきました。
 輪袈裟をして上るなんて登りにくくなかったですか?
山って多くが信仰の山ですので、大変ながら神聖な想いだったでしょうね。
 朝から清々しい思いをさせていただきました<m(__)m>

 10月から(西国33ヵ寺)を巡礼しようと、先日ひとりで申し込みましたが、経験者からは「10年遅いのと違う?」と云われ
ちょこっと後悔していました。
 何だか力をもらったような・・・
Commented by 京子 at 2012-09-03 21:39 x
guuchan、田舎には毎年行きますが、いろんな用事を抱えていきますので、今年は、チャンスだったのです。
もう一度この目で、あの建物を見たいと思いました。

今年は神経痛になって、運が悪かったのですが、本当はああいう山に登るのは好きなのです。
今年は夫にすごく助けてもらいました。「この木の根っこにつかまって、あの岩に足をかけて」と教えてもらったり、引き上げてもらったり
下山する時は、下から支えてもらいました。

輪袈裟は、気になりませんでしたよ。書くのを忘れましたが「六根清浄」と書いてあります。とても充実した山登りでした。

西国巡礼がんばってください。遅くなんかないと思います。
私は夫がリタイアしたら行きたいと思いますよ。
競争ではありませんから、マイペースで味わいながら巡礼してください。
報告を楽しみにしていますヽ(^。^)ノ
Commented by うとうと at 2012-09-03 23:00 x
建築関係の娘も関心のある建物で 今も
「あそこに入れといて」
「わかった!!」 パシッ(と投げたような…)
と言って笑ってた。

いつだったか 三人だけ参拝した と映像を見たことがあったけど
その年の 一日だけだったようですね。

古い建築物を修復すると
名もない職人達の技と心意気がわかるとか

ひとつの目的に向かって助け合いながら集中した時間を
お二人ですごされたんですね。
六根清浄 六根清浄
Commented by kyo-ko5 at 2012-09-04 10:39
うとうとさん、おっしゃる通り
「天狗があの場所にお堂を投げ入れたので、投入堂と呼ぶ」と聞いたことがありますが
本当にそうに違いないと思えるほど、断崖絶壁に建てられています。

昔の人は世界中に、信じられないような仕事をしていますね。