2010年 11月 19日
買いたかったもの
昨日の石敢當については、
「現代の日本語では、漢語と和語が結合した混種語も日常語として深く浸透しており、
慣用になっているものも少なくない。」ということです。
作家の故司馬遼太郎さんは、本一冊を書きあげるのに
トラックいっぱいほどの古書文献を買い込まれたそうです。
私ほどの知識で、騒ぐことはないと思いますが、
思ったことをそのまま書いてしまいました。
さて、かねてより、沖縄に行くことができたら、ぜひ買ってきたいと思うものがありました。
それは、アダンの筆です。
那覇の国際通りや市場のお店で、売っているところはないかと聞きまわりましたが
「アダンの筆?知らないね~」という返事ばかりなのです。
嘉手納の「琉球大発見」という工房で売っていそうなので行きました。
カーナビが「目的地周辺です」というのですが、探しても探しても見つかりません。
かなり歩き回って見つけたのですが、分からないのも道理
看板が道路のほうを向いていないのです。
しかも、せっかく探し当てたのに、工房が閉まってる・・・・・
翌日もう一度行ってもいいよと娘たちが言ってくれたので
今度は電話をしてから行くことにしました。
電話をしてみると、その日も出かけるけどしばらく待ってあげましょうという返事。
かくして入手したのが上の筆です。
念願がかなったので、記念写真をお願いしました。
この由来記はアダンの筆で書かれたそうです。
ところで「アダンって何?」と思ってらっしゃる、パソコンの前のあなた。
アダンはこんな木の実です。
これは万座毛で撮影しましたが、ほかにもあちこちで見ることができました。
いつの日か沖縄へ行けたら、アダンの筆を買ってきたいという希望が達せられました。
次は、これを使いこなすのが目標です。
この筆使ってみたいなぁ。
お陰で、吉田さん(アダン筆を作る方)の相槌がうまくうてました。
じつはひとつ持っていたんですけどね、
自分用に長いのが欲しかったし
お土産もありきたりでないほうが面白いでしょ。