2010年 05月 09日
六地蔵
このたびの旅行では何カ所かで六地蔵を写してきました。
自分でも粘土で小さなお地蔵様を作ったり
絵手紙にも描いたりしますが
六地蔵について詳しく知らないのです。
私が六地蔵について知っている知識といったら
『六道、つまり地獄、餓鬼、畜生、修羅、人、天のすべての人々を
苦しみや悲しみから救うために手を差し伸べてくださる』
という安川眞慈さんの著書から得たことくらいです。
本物の六地蔵を見るチャンスもなかったので
このたび初めて見て「合掌してるのは一体だけで、あとはみんな持ち物が違うんだ」
「数珠もこんなふうに持っているんだ」
「立像も坐像もあるんだ」
などということを初めて知りました。
これからの参考にしたいと思います。
画像は、上のふたつは富岡市の仏壇屋さん、吉田三津子さんの手作りのもの。
3番目は、nikkiさんに案内してもらった摩崖仏のところで出会いました。
4番目は小布施で北斎の絵を見に行った岩松院の山門の前で。
5番目は、同じく岩松院の裏手、墓地にあったもの。かなり風化してます。
6番目は長野の善行寺にあったものです。
それぞれ違うなんて知りませんでした
意味があるのでしょうね
お寺さんにお参りしたらよく見てきましょう!
お地蔵さまでなくて、ほかの人形でも
桃を持ってたりしますから、桃は縁起がいいんだなと思ったりしていましたが
ただ描くだけではなく意味も知って描くほうがいいでしょうね。
これからあちこちで観察してこようと思います。
私はあまりいろんなことに興味を持たない子供だったんじゃないかと思います。
ボーっとしてたんでしょうか・・・・・
うちの夫は、出かけるととにかく歩く人で
街の路地や生活臭のするところが好きなんですね。
今回も一日に20000歩歩いた日があります。
旅先では気が緩んで食べるから、痩せないけどね~~
いろいろ調べたよ
和尚さんに聞いたり
でも宗派とかによって
並び方も持ち物も違ってたりして
諸説いろいろ
多少は自由でいいかなぁと思って
今は好きな順番に並べています
私は好きな順番も何も
お地蔵さまに対して失礼な・・といわれそうなくらい自由奔放です。
そうそう、手作りのお地蔵さまは
えみこさんの彫るお地蔵さまに似てるなぁと
思いながら写しましたよ。